大至急 名護への応援をお願いいたします。2月4日投開票です。
日本共産党横浜西南地区副委員長・前衆議院6区予定候補 今村あゆみ
一度は自分の目で確かめたかった沖縄の基地問題。昨年12月に神奈川県平和委員会主催の「沖縄に連帯する平和ツアー&名護市長選挙応援ツアー」に参加しました。那覇空港から高速道路で東村高江へ。ヘリパッド入り口のテント村で現状の説明を受けました。少し離れた上空にオスプレイが飛んでいました。
2日目は、辺野古新基地建設工事ゲート前での抗議の座り込みに参加。この日は、米軍退役軍人のグループや沖縄のたたかいに連帯し愛知県から移住してきたという方も一緒でした。「工事の阻止ではなく、抗議活動なので無理をしないように。ここで起きている現実、見たことを広く伝えてほしい」と抗議活動を続けている方のお話がありました。「無理をしないように」というのは、工事開始時刻に合わせゲートを開けるのですが、ゲート前に座り込んでいる私たちに「車両が入るから、そこをどけるように」と呼びかけられます。それを無視して動かないと機動隊員が来て一人ひとり「ごぼう抜き」していくので、抵抗して怪我をしないように、との説明です。わたしは、無理をせず、2〜3回目の呼びかけに応じ、ゲート前から道路の反対側に移動しました。抗議の声が渦巻く中、砂利を積んだダンプカーやミキサー車など数十台がゲート内に次々と入っていきました。工事現場前の道路は乗用車や営業車も通る道路です。車線が規制され、市民は迷惑そうでした。抗議活動を応援する人もいれば、日常生活を邪魔されていると思う人も中にはいるのかもしれない、と感じました。「力ずく」で工事を優先させる、こんな悲しいことが毎日繰り返されていることを知り涙が止まりませんでした。同日、平和丸に乗船し海から辺野古の埋め立て工事現場を見ました。その時、無線で「小学校グランドに落下物。小学生が怪我した模様」との一報が入り、背筋が凍りつきました。日常的に暮らしを脅かされている現実を体感した出来事でした。
高江のゲート前を警備しているのも、海からの抗議行動を監視しているのも民間の警備会社でした。海の埋め立て工事で漁ができない漁民に1日5万円払って監視行動につかせていました。辺野古沖は、サンゴ礁石灰で地盤も弱いうえ、水深もあり今のペースでは工事完了まで100年はかかる計算。サンゴ礁の移植もできていない、との説明を聞き、見通しのない工事を続けていることに憤りを覚えました。機能強化につながる新基地建設はいますぐやめるべき。米軍基地があるからこそ起きる矛盾と対立。沖縄にも日本にも米軍基地はいらない。
最初の4枚は、東村高江のヘリパッド入り口付近。
機動隊員などが映っている写真は辺野古新基地建設の工事ゲート 前です。
工事阻止ではなく、工事への抗議活動で、1日3回工事車両が入る時間帯にゲートで座り込みをしています。機動隊がきて、「工事車両が入るので、どくように」という呼びかけに応じないと
「ごぼう抜き」されます(苦笑)。
わたしは、それは嫌だったので、自ら立って道路の反対側に移動しました。 今村あゆみ