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来年の参議院選挙”野党は共闘”が重要

2015年12月25日

よく判る!解説 来年の参議院選挙”野党は共闘”が重要 (宮本たけし衆議院議員のfacebook より)

参議院の定数は242。過半数は122議席、3分の2超は162議席となる。現在自民党が113議席で公明党が20議席で自公合わせて133議席。自民党だけでは過半数は無く、自公合わせて過半数を11議席上回っているだけだ。

来年の参議院選挙では1人区は32あるが、今回改選となる2010年の参院選の一人区の選挙結果は自民21、民主8であった。

合計29となり数が合わないが、それは2013年に福島・岐阜が2人区から1人区に定数が減らされ、さらに2016年宮城、新潟、長野が2人区から1人区となり、そして鳥取・島根、徳島・高知が合区されたので、29+2+3-2=32となっている。

野党が共同して、6年前1人区で勝利した自民の現職21人をすべて打ち破り、野党共同候補が取れば、その他複数区と比例代表が現状通りだとすれば、それだけで参議院で自公の過半数割れをつくり出すことができる。

6年前には勝ち取ることができず、3年前にたつみコータローさんを国会に送った大阪選挙区で、日本共産党のわたなべ結さんが議席を獲得すれば、さらに上積みになる。同じことは京都や東京にも言える。

野党が共同すれば、自公を少数派に追い込むことは十分可能だ。ただし、もう一つ注意しておかなければならないのは「おおさか維新」の動きである。自公が減っても、「おおさか維新」が増えて、「自公お」で参議院の過半数を確保すれば、戦争法の発動をストップさせることはできなくなるであろう。

それどころか、野党共同がならず、自公が現有議席を維持した場合に、万一「おおさか維新」が29議席(現有6)以上を取るならば、参議院の3分の2である162議席を超えることになる。(ちなみに参議院には「次世代の党」も4人いる)

すでに衆議院では自公は3分の2を超える議席を得ており、参議院で「おおさか維新」を合わせて3分の2超の議席を獲得するならば、安倍内閣は一瀉千里に明文改憲に突っ走る可能性が大だ。

野党共同の成否によって、戦争法の発動を阻むか、戦争法廃止どころか、一瀉千里に明文改憲への道か…まさに日本の前途がかかった天下分け目の2016年参議院選挙と言わねばならない。

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